PNG

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PNGとは?

PNG(Portable Network Graphics)は、画像ファイル形式の一つで、特にウェブ用のグラフィックに広く使われています。
このフォーマットは、フルカラー画像の無劣化圧縮を可能にするため、画質の高いイラストや図を保存するのに適しています。

PNGの特徴と利用

PNGの大きな特長は、透明性のサポートです。
この機能により、背景が透明または半透明の画像を作成でき、これがウェブデザインで特に重宝されています。
例えば、ウェブサイトのデザインで画像を重ねたり、背景に溶け込ませたりする際に役立ちます。

PNGのメリット

PNGファイルは、編集と保存を繰り返しても画質が劣化しないという重要な利点があります。
これは、デジタルアート作品やロゴなど、高品質なビジュアルを維持したい場面で非常に有用です。
さらに、PNGは画像の透明度を調節できるため、より柔軟なデザインが可能になります。

PNGのデメリット

一方で、PNGの欠点として、フルカラー画像の保存時にファイルサイズが大きくなる傾向があります。
これは、ウェブページの読み込み速度に影響を与えたり、ストレージの容量を大きく消費する可能性があるため、注意が必要です。
また、JPEGに比べて、同じ画質でより多くの保存スペースを必要とします。

PNGとJPEGの比較

PNGはJPEGと比較して、1,600万色をサポートしている点では同等ですが、JPEGよりもファイルサイズが大きくなる傾向があります。
このため、用途に応じてJPEGとPNGを選択することが重要です。
例えば、透明性が必要ない場合やファイルサイズを小さく保ちたい場合はJPEGが適している場合があります。

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